私は、3月のISIS編集学校のイベント「感門の盟」に参加しました。
そのとき、松岡正剛校長が「最近は、本を贈らなくなった」と嘆いていました。
そこで、私ははたと気づいたのです。
私も「人に本を贈る」ということをいつのまにかしなくなっているのです。
それどころか、そんなことさえ、すっかり忘れてしまっていたのです。
何かの機会に、人に贈り物をするとき、
私の人生の中でも、まず、本を送ろうと思っていた時期があったのに…です。
本を贈るとは、思いを贈ることになります。
思いを相手に伝えるとは、けっこう面倒くさいことかもしれません。
お花なら、どんなきれいでも何日かすれば、枯れてしまうから
人の心に変な形で残っていかないでしょう。
でも、だからこそ、大切な人にプレゼントする本を何にしようかと
思い悩んでいくことにみ意味があるでしょう。
これから改めて、大事な人へのプレゼントを贈るときには、
1冊の本もあわせて贈ろうと思っています。
大嶋友秀取材協力記事掲載のお知らせ
8 年前
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