2009年5月10日日曜日

横浜で、1000人ワールドカフェ!

昨日、横浜市のイベントで、「imagine yokohama]というものに参加しました。参加する人全員がボランティアで、1日、横浜について考えるワークショップが開催されたのです。そのワークショップに参加してきました。

規模は、1000人ということですが、実際には、850名の横浜在住、在勤、あるいは、横浜に関心のある人たちが、パシフィコ横浜の展示ホールに集いました。さすがにこれだけに人が集まるワークショップですから、壮観でした。以前、同じ場所で、パッチアダムスのワークショップのファシリテーターをやらせてもらいましたが、そのときに規模よりもはるかに大きかったです。

内容は、6人ごとのテーブルで進めていくのですが、午前中は、そのテーブルの人たちと自己紹介から始まり、自分がそのイベントに来た理由やきっかけを話しました。そして、お昼休みをはさんで、メンバーチェンジをして、昼からのメインイベントである、1000人ワールドカフェを行いました。3ラウンドあり、それぞれメンバーが変わりました。

ワールドカフェとは、たくさんの人が集うときに最近使われる対話を促す手法です。ラウンドごとに質問が出され、そのことについて、テーブル単位で話し合い、テーブルの上の紙に自由に落書きをしていきます。一つ目に質問は、「あなたが横浜に魅せられるのは何か」、二つ目は、「50年後、大空から横浜を見た時、どんな人がどんな顔をして、どんなことをしていますか?」、そして、最終ラウンドの質問は、「あなたがimagine yokohamaのイベントのあと、横浜のために何をしていきたいですか?」(質問は私の記憶にたよっているので微妙に文言が違っています)というものでした。

若い人(大学生ぐらいから)から、お年寄りまで、いろいろな人が集って、お互いに話、そして話に耳を傾けました。そのラウンドが終わったあとは、全体で意見を共有しました。「横浜についてどれだけ知っているのか。まずは、もっと横浜を知ることがからはじめたい」などという声などがありました。

そのあと、市民インタビューというプログラムがありました。その人と横浜についてのことをインタビューで深めて、それをされた人が、さらに5人の人にそれを行い、どんどんと横浜について考えていく機会を広げていくという市民活動につながるものです。

私は参加してみて感じたのは、心がとっても穏やかになったことです。知合いはいるとはいえ、1000人近くのほとんどの人とははじめてです。それが一同に会しているのですが、その場が雰囲気が安心できるような空気になっていました。これは自分でも不思議で、ハイテンションでも、興奮でも、緊張でも、居心地が悪いのでもなく、ホントに自然体でいることができました。ワールドカフェという手法をすると、そこに会している人たちのあいだの一体感が出るのは知っていましたが、一種の一体感なんでしょう。

そんなワークショップで、自分の仕事、活動と、横浜ということをさらに意識する機会をもらえました。素敵なワークショップでした。

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