2009年9月16日水曜日

「1Q84」にチャレンジ!!


今月の9月27日(日)から、新しい勉強会を実施します。
テーマ本を読んでもらって、そのテーマから派生することを対話していくものです。World Cafeという、たくさんの人が集まって対話をしていく手法を使います。
その会の名前を、Yokohama Book Cafeと名づけました。

出発点がテーマ本なので、最初の本をどうしようかと迷ったんですが、
村上春樹の「1Q84」にしました。

これは、村上春樹の久しぶりの小説ということもあり、ものすごい売れ方をしている話題本です。近くの本屋さんで発売日と同時になくなってしまっている状態を見て、「へえ〜」と思いながらも、ちょっとは好奇に思っていました。

やはり、売れ方が尋常でないわけですから、何がそんなに引きつけるのか、と思っていたわけです。入荷しましたと並んでいるのをみて、反射的に買ってしまったのは、もしかしたら私だけでなく、あんがいと多いのかもしれませんね。

村上春樹といえば、私がまだ独身のときに、「風の歌に聞け」「1973年のピンボール」「羊男の冒険」「ノルウェーの森」「歴史の終わりとハードボイルドワンダーランド」など、立て続けに読んでいました。

好きかと言われると、やっぱり好きなんだろうなって感じなんです。なんだか、不思議な無機質な感覚をもたせてくれるその世界観にちょっとはまって、そしてしばらしくして、もういいやって、思ったのです。

友達と、新宿ゴールデン街の一角のバーを、「ジェイズバー」(村上春樹の初期作品に出てくるバー)だといって、安酒を飲みながら夜更かしをしていたことを思い出します。

そんな思いを呼び起こしながら、ほぼ、十数年ぶりの村上春樹を、今回のテーマ本にしました。はたして、そこから、どんな問いかけをつくり、どんな対話が生まれ、新しく始めた勉強会はどんなひろがりを持っていくのか。すべてがこれからです。きっと羊男はその先のことを知っているのかもしれません。

このテーマ本から、対話をする勉強会に関心に関心のある方は、誰でも参加できます。
関心のある方は、私の個人オフィシャルホームページまで。www.tommyoshima.com

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